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日本の文字は外国文字にはない縦書きでも横書きでも使えるという特徴を持った大変便利なものともいえ、時代の役割を担ってきた貴重な財産ともいえる一方で、画数が多いことに併せ連続性に乏しいことから時間もかかり書きづらいうえ、字の下手な人にとっては少々辛いものです。
日本人でありながら大切な署名には、ぎこちないローマ字表記をするという不本意な慣習となっていることから姓名くらいは署名に向いたデサインの必要性が増しています。


   
  綺麗な文字とはバランスが取れていることとも言え、 癖のある文字であってもこのバランスさえ整っていれば誰もが読みやすく上手で綺麗な文字に見えるものである。しかしこのバランスを取ることは字の下手な人にとっては大変難しく、決められた書き順通りに書き綴ったとしても画数が多いこと等から上手か下手かという大きな個人差を解消するには至らないのです。
   
  署名に向いた文字とは簡略化された連続性のあることが何より重要である。欧米式の合理的な署名制度を定着させるには画数の多い漢字文字を連続性 のある署名用の文字に簡略化し、素早い署名を可能とする必要があるとも 言えます。
   
  多くの方が目にしたことがある殆ど解読不可能な芸能人のサインは例外と して、特に社会人向けの署名用サインは文字の原型を止め、それとなくで も読みとれるデザインとし、場所を選ばずどんな姿勢でも素早く書けるこ との簡便性とあらゆる用途に対応できる実用性が何よりも重要なことといえます。
その上で、ご自身の知性や風格、職業やその役職をも連想させる印象的な オリジナリティーがあれば言うことなし。


多くの日本人が外国人には読めないからという理由からか、固有の文化とも言える漢字姓名を他との区別と呼称の為にだけ、ヘボン式ローマ・アルファベットで 表記している。
このローマ字名、無理をして署名するには文字数が多く、意味のないパスワード のような複雑な記号でしかないことを理解している人は案外少ない。
更にみんながそうだから、という漠然とした理由で使用しているローマ字名だが、 注意が必要である。中にはそっくりそのまま、英単語として意味のあるものがあるのだ。
例えばサッカーの中田英寿、通称 HIDE ローマ字で読めばヒデだが英語で 読めば [haid] 隠す[れる]; 包み隠す, 秘密にする、という何やら怪しい意 味となり、私は何をしでかすかわからない危険な人物かも知れませんよ、と公言 しているに等しく固有名詞として使うには相当な覚悟のいる名前となっている。 このような例はたくさんあるということを知って於いてほしい。
記号としてしか通用しない安易な表記で自らの人格を台無しにするような行為は 慎むほうが得策だと思う。
どうしてもアルファベットが必要なら中国人のように国際用としてセカンドネー ムを持つ方が余程、気が利いていると思うのだが?


 
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